「言葉で自分を立てる」新しい年のスタートに(箱根駅伝から)

「言葉で自分を立てる」新しい年のスタートに(箱根駅伝から)
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「言葉で自分を立てる」新しい年のスタートに(箱根駅伝から)

 3学期の始業式では、2学期の終業式でお話しした「言葉で自分を立てる」というテーマについて、改めて考えてみました。終業式では、冬休みの間に「自分を支えてくれる言葉」や「自分の金言」を探してみてほしいと伝えましたが、皆さんはどんな言葉と出会えたでしょうか。
 私は箱根駅伝が好きで、今年もテレビの前で応援していました。今年は青山学院大学が3年連続で優勝を果たしましたが、その強さの背景には、原晋監督が大切にしている「言葉の力」があるからだと思います。
 青山学院大学では、選手一人ひとりが、目標に向けて「自分は何をするのか」を自分の言葉で具体的に書き出します。そうすることで、自分で考える力が育っていきます。チームは監督の指示を待つのではなく、選手が主体となって考え、判断し、行動することを大切にしています。
 もちろん、そのような姿は一朝一夕に身につくものではありません。日々の基本練習や地道な努力、そして毎日の積み重ねがあってこそ育つものです。苦しいときには自分自身に言葉をかけ、仲間の思いを受け取りながら、タスキを次へとつないでいく。その姿から、言葉が人を支える大きな力になることを感じました。

「つなぐ、つながる」をテーマ

原監督は、寮に入ってきた1年生に、最初に3つの言葉を伝えるそうです。それは「挨拶」、「掃除」、「感謝」です。
「挨拶」は、人と人の心をつなぎます。
「掃除」は、心と身の回りを整えてくれます。
「感謝」は、人との関係をつなぎ、育ててくれます。
これらは、清陵中学校の生徒会が代々大切にしてきたことと同じです。
こうした日々の土台があるからこそ、自分を言葉で支え、考え、行動する力が育っていくのだと思います。
新しい年のスタートにあたり、「日常の土台」と「自分の言葉」を大切にしながら、さまざまなつながりを通して成長し、一緒に頑張っていきましょう。 
  令和8年1月8日 始業式式辞

更新日:2026年01月09日 13:04:05